マヂカルラブリーのひたむきさ
芸人にも、お笑いにも興味なかったわたくし。
だけど、2019年末のM-1グランプリを、初めてちゃんとお笑い番組として、最初から最後までテレビの前で見て、その漫才という面白さをはじめて実感した、遅咲きのお笑いファンなのです。
そのとき、初めて見た
ぺこぱ
が、とにかく衝撃的で、胸を打たれました。
それからかれこれ、1年半ほど
ずっと応援して今日にいたります。
2020年末のM-1グランプリも、また楽しみにして、見てました。
ぺこぱは、準決勝まで上がってきて、敗者復活で決勝の残り1枠に上がってくるか?のところで当日、インディアンスに敗れその舞台を譲る形となりました。
それでもワクワクして楽しく見てました。
みんな面白かったけど、個人的には
ニューヨーク
がいちばんネタも含めて好きでした。
優勝となったマヂカルラブリーもすごい面白いとおもったけど、まさか、優勝までいくとは思いませんでした。
その前の年は、ぺこぱが優勝すると思っていたら、ミルクボーイが圧倒的な大差で優勝したので、
私のお笑いに対する評価と世間の評価はなにか、ちがうんだな???と思っていたのが、
ここへきて、昨年末も、またか!という思いもありました!
あの3組なら、
おいでやすこが
が、私は優勝だと思ってました。
でもそもそも、圧倒的におもしろかったニューヨークが、落ちた時点でめちゃくちゃガッカリしておりました。2本目、見たかった。
それで、タイトルのマヂカルラブリーの件ですが、
前置きが長くなりました。
マヂカルラブリーのすごさを説きたいと思ったので描いてます。
優勝とは、思ってなかったくせに何言ってんだ、と思われるかもしれませんが、
マヂカルラブリーのすごさは、たしかに、ものすごく尊敬するところが多いのであります。
その前にもマヂカルラブリーは、M-1グランプリに出ていました。
そのとき、コテンパンな評価、最下位の結果となりましたが、へこたれることなく、その道筋を変えず、
我が道を、その後も貫き通しての、優勝を、勝ち取った。
強い意志に感銘を受けます。
もちろん微調整は施されて、M-1用に一般的にも受けやすいものに、改善されたのはあるのでしょうが、基本の形は、おなじままでした。
その潔さ。
あのときの舞台の、出方。(土下座)
すべて、かっこよいやり方。
しかも、野田クリスタルさんは、その数ヶ月前に、単体でのR1も優勝しています。
その時見ましたが、自分でプログラミングしたゲームのネタでした。
自分で、プログラミングする力もすごいですが、
そのゲームの発想や、
内容など、
オリジナリティあふれる独特のものです。
誰にも真似できない。
これが大きな特徴です。
そのゲームをクラウドファンディングで、ゲーム会社と売り出す動きもされて、実際、先日、そのゲームも無事に公開しました。
そのゲームの中には、
M-1でみせた、最後のネタ、
つり革
のあのネタがそのままの形でゲームに落とし込まれているんです!
すごいことです。
その一般の路線上に、ずっと、
繋がっている強さ。
クリエイティブな力がすごいと思います。
好きなことを続ける
ひたむきさ。
自分の芸風を変えることなく、信じ抜いてやり遂げる力。
それが、結果として評価もされて、
すごいもう、順風満帆かとおもわれます。
しかし、ここまでくるのは、相当な葛藤もあったと思います。
ずっと、相方とふたりで
ブレることなく、あくなき探究心でオリジナルを追求し、おもしろいことに注力してきたこと。
そんな背景を想像するに、
感動してしまいます。
要するに、一つ、自分に合ってるものをみつけて、
そこに、集中し
極めることの大切さ。
それが、おのずと、ゲームにも活かされて大きな形ともなり、すべて自然な流れにみえるのです。
そんなマヂカルラブリーをみて、
真摯に、感動と尊敬の念を抱かずにはおれません。
これからの活躍も応援しています。
でも、好きなのは、ダントツで
ぺこぱ
なんですけどね。笑
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